2022年ボドゲまとめ+アドカレ記事
2022年ボドゲまとめ
- アグリコラリバイズド:Aデッキ・Bデッキ
- 待望の再販。通常よりも1箱につき小進歩+60、職業+約60でプレイパターンが広がって良き。
- テラフォーミングマーズ:プレリュード
- これと世界政府ルール入れてやっと収束がまともになる印象。いつ終了フラグ切るかという面白さはあるけれど、いかんせん長い。
- レムレース
- 協力ゲーだけどいまいちパターンに入らないとクリアできない印象。
- アグリコラリバイズド:Cデッキ
- 2022年のエラッタ大賞があるならこれかキュビトス。用語統一や些末なミス、致命的なミスetcetcで1/3くらいエラーという。基本・A・Bに関わってた人が降ろされたとか訳者の名前が出てないとかも。拡張としてはぶっ壊れ気味な性能がいっぱいで楽しいだけに残念感が強い。Cデッキの性能を見てからは、2人プレイでも3+とか4+の職業も使うようになった。
- ミラリス
- バッティングゲー。固有パワーがあるのでそっちを軸にも考えるポイントがあってよいと思う。クローズ会でこれのカード折られたので折った人のことを未だに根に持ってる。
- カスカディア(Cascadia)
- 特に日本語版出なそうと思って海外版買ったらそのあと比較的すぐに出た。タイルパズルと動物パズルの両方を両立させていく必要がある。ソリティア気味だけど、地形マジョリティがあるのである程度の他人の手を見ていく必要はある。
- ヘックメックカードゲーム (Heckmeck am Karteneck)
- ダイスゲーから競りゲー化。規定ラウンドで終わるから本家より収束してていい。
- バイキングシーソー
- 小箱のバランスゲー。箱サイズ+相手を選ばないのでいい感じ。
- 1号線で行こう! (LINIE 1)
- タイル配置からのすごろく。マックス人数でやったせいか要らんぐらい時間かかってイマイチに感じた。
- 西フランク王国の建築家:職人の時代 (Architects of the West Kingdom: Age of Artisans)+西フランク王国の建築家:奇跡の大業 (AoWK: Works of Wonder)
- どちらも獲得物にバフがかかってゲームが加速するいい感じの拡張。両方入れるとちょっと処理が多くなりすぎかという気もする。
- プエルトリコ20 (Puerto Rico 20)
- これがプエルトリコか~。
- レイクホルト (Reykholt)
- 温室破棄ワカプレ。
- アークノヴァ (Ark Nova)
- テラフォ的ではあるけど、手札上限が常に迫ってくるので計画性と行き当たりばったり性の両方が求められる感じ。大動物より小動物の方が強い印象が強い。
- モンバサ(Mombasa)
- ポリコレ対策で「スカイマイン」になったもののオリジナル版。宇宙だと雰囲気的にイマイチ感があるからこっちの方が好き。拡張有無と雰囲気を秤にかけてお好きな方を。
- フロリフェラス(Floriferous)
- オープンドラフトでセットコレクション。
- ブラッディイン(The Bloody Inn)+旅の一座(The Carnies)
- テーマは宿泊客殺して埋めて金ゲットというノワール的だけど実話ベースなのが恐ろしいわね。
- マウンテンキング+チャンピオン拡張(In the Hall of the Mountain King + Champions Mini-Expansion)
- アグリコラリバイズド:Dデッキ
- A・BデッキからのCデッキのスパンからすぐに出んだろと思って英語版買ったら年内にDデッキ日本語版が出た。
- サイズ(Scythe)
- 拡張:変転の大地(Scythe: Modular Board)
- 拡張:予期せぬ遭遇(Scythe: Encounters)
- 拡張:更なる戦場(Scythe: Promo Cards Set)
- 拡張:彼方よりの侵攻(Scythe: Invaders from Afar)
- 拡張:フェンリス襲来(Scythe: The Rise of Fenris)
- デフォの遭遇は全部「予期せぬ遭遇」に差し替えた方がバリエーション増えるので必須な感じ。「更なる戦場」と追加マップは別になくてもよかった。「フェンリス」はストーリー以外にもモジュール沢山とキャラ2枠入っててお得感。
- ブラスバーミンガム(Brass: Birmingham)
- 白ブラス
- カンバンメニュー
- 安かったので
- クルセイダーズ:御心のままに(Crusaders: Thy Will Be Done)
- 日本語版再販望めなさそうなので英語中古で。影響力アクションが強いとか騎士の強さがまちまちとかあるけど何やっても大概点数が発生するのはプレイしてて嬉しい。
- ナショナルエコノミー
- 安かったので
- デューン:インペリウム(Dune: Imperium)
- 固有名詞の訳はどうせなら新訳ベースの方が良かったのではという気もする
- ペンギンパーティー(Penguin Party)
- 多人数用フィラー。意外と殺そうとしても逆に殺されるのがままある。
- Pandoria、Pandoria: Realms、Pandoria: Artifacts
- 変なワーカーの置き方が要るタイル配置。アーティファクト拡張は蛇足感が強いから別に要らん。
- ペンは剣よりも強し(Gold / Rat Attack Party)
- フレームワーク(Framework)
- ソリッドになりまくったウヴェパズル。
- クロスローズ:ブレイドロンド外伝
- カーネギー+拡張(Carnegie + Expansion)
- ケイラス1303(Caylus 1303)
- 投げ売り。親が偉大過ぎて評価されてない系。本家やってないからこれでも十二分に面白いけど。
- ティナーズトレイル(Tinners' Trail)
- ミューラ
- 3人用トリテ+大富豪みたいなの。3人ジャストって機会が全然なくて未プレイ。
- レースフォーザギャラクシー:拡大の輪舞(Race for the Galaxy: Expansion and Brinkmanship)
- カードプールと目標タイル増えて楽しいけど紛争と威信はイマイチ。
- ブーンレイク(Boonlake)
- 川登りは牛歩でボーナス得るのが強いと思いきや、慣れてくるとマックス歩数歩いてフラグするすると切っていくようになるゲー。
- テラフォーミングマーズ:ヘラス&エリジウム(Hellas & Elysium)
- 味変くらいのもの。
- ドン(Don)
- キャットインザボックス:商業版
- 2人だとビッドがないからイマイチかなと思ったが、2人でも面白いのは予期せぬ収穫。
- SCOUT(オインク版)
- スコアチップ入ってて取り回しよかったので買い替えた。
- ティンダハン(Tindahan)
- アグリコラリバイズド:泥沼からの出発(Agricola: Farmers of the Moor)
- Cデッキと比べたら訳はまともになってきてた。常に入れてプレイするタイプの物ではないけれど、通常とは違う辛さがあるのでたまにやりたい枠。
- 乗り間違い(Auf falscher Fährte)
- 前評判からトンチキなトリックテイキングかと思ったら、4,5トリック目まで勝つ方がいいか負ける方がいいか判らない以外は、極々シンプル(マストフォロー切り札ありスート4)なトリテだった。
- コード破り(Code Cracker)
- ヘックメックよりも収束性よいのにヘックメックの方がメジャーなのが謎(流通され続けたかどうかだろうけど)。
- ペッパー(Pepper)
- よくばりパグ(Mopsen)
- ジャングルレース(Jungle Race)
- アンドーンテッド:ノルマンディー(Undaunted: Normandy)& ウォーチェスト+貴族(War Chest + War Chest: Nobility)
- プレイしてみると両方同じ感じだーってなった(作者同じ)。ダイスの運要素あるかないか、ドラフトの好き好きで。
- リビングフォレスト(Living Forest)
- デッキ構築坊主めくり。黒マーク3回でバーストでいつでもめくるのをやめられるが、途中止めのメリットはないのでマーク2回までめくるのが確定してる。勝ち方が3つあるけど実質2つしか機能してないとか、黒マーク付きは購入する意味薄い、圧縮手段なしとかで、リプレイ性は薄いかな。
- ペアーズ(Pairs)
- スカルキング(Skull King)
- カタン(Catan)
- 面白いことは面白いんだけど、自分から「カタンやろう」とはならないくらいの面白さなのを再確認した。
- アズール(Azul)
- 初代は初。サマーパビリオンなんて目じゃないぐらい殺気がバチバチしている。
- ワーリングウィッチクラフト(Whirling Witchcraft)
- これも殺気あるドラフトゲーだった。
- キャッチザムーン(Catch the moon)
- マルコポーロの旅路(The Voyages of Marco Polo)
- フレンズに英語版があったので。再販も望めないし
- メディチ:カードゲーム
- イラストがデュトレの方、競りじゃないけどこれはこれで。
- ツォルキン+ツォルキン拡張(Tzolk'in: The Mayan Calendar+Tribes & Prophecies)
- 歯車の派手さが目を引くワーカープレイスメント&ムーブメント。派手さはあるけど、それ以上にいつワーカー置いていつ回収するかの計算で煮えてくる。拡張は部族入れることで展開が画一化しなくて良きです。
- センチュリー:イースタンワンダーズ(Century: Eastern Wonders)
- 安かった
- エルドラドを探して:英雄と呪い(Heroes & Hexes)
- 味変くらいの拡張。
- トランプ、トリックス、ゲーム!(Trump, Tricks, Game!)
- 駿河屋で和訳ありドイツ語版を買ったら、どっかのブログの印刷が入ってるだけで流石にこれを和訳扱いするのは…。
- テキサスショーダウン(Texas Showdown)
- プレミア付きなのに新古が定価で売ってた。
- アークノヴァマップパック1(Ark Nova: Zoo Map Pack 1)
- プレタポルテ(Prêt-à-Porter)
- 投げ売り。原版が古いせいか絶賛値下がり中のファッションショーワカプレ。ワーカーの増員はないけれど、火力の高いカード効果で補っていく系。値崩れ枠ではなかなか良かった。
- キングとクリーチャー(Kings & Creatures)
- 安かった
- ウィザーズガーデン(Wizard's Garden)
- 安かったので2個目
- ブリュージュ(Bruges)
- リメイクのハンブルグが出るけれど、デザインが最悪だったので安くなってたこっちを。引いた手札で何とかするってとこはアークノヴァに近しい感じがする。
- モルタールの入り口(Portal of Heroes)
- エバーデール(Everdell)
- オンリーワンコレクション
- ステラモノリス
- いつものポーンDOMINAだけど山札あったり配置あったりで捻りがある感じ。
- アークライトカードゲーム(Arkwright: The Card Game)
- トリックレイダース
- ビッド・脱落ありトリテ。ビッドはカードで行ってビッドしたカードはリード時(親)の時しか出せないシステム。
- アルナックの失われし遺跡:調査隊長(Expedition Leaders)
- リフトフォース(Rift Force)
- メッシーナ1347(Messina 1347)
- 宝石の煌き:デュエル(Splendor Duel)
- あと気になってるもの
- ティルトゥム
- オリジンズ拡張:エンシャントワンダーズ
- リバイブ
- ディスコルディア
- ドラフトホース
- 値下がりの底を見極めてるもの
- タワンティンスウユ
- オーシャンズ
- キーフラワー
プレイ数
- アグリコラリバイズド:42回
- サイズ、ナナ:12回
- フレームワーク、ペアーズ、レースフォーザギャラクシーサポテカ、アンドーンテッド:ノルマンディー:9回
- デューンインペリウム、バイキングシーソー:8回
- アークノヴァ:6回
軽ゲーでプレイ回数が多くなる「ナナ」とか「フレームワーク」とかに対して、「アグリコラ」が42回はマジで意味が分からんくらい遊んでてびっくり(アグリコラは60~90分ゲー)。拡張含めなければ定価7150円なので1プレイ170円計算である。全部のゲームをこれぐらいまで遊びこみたいものだわと思うものの新しいものに飛びついてしまう…。
割とトリックテイキングが楽しいと気づいてきたので、それの購入数が多かった。トリテ初体験が「ブードゥプリンス」であんま面白くないなと思って、時間経過からの「サンリオトリテ」「キャットインザボックス」でこういう感じかふむふむとなって、「乗り間違い」「スカルキング」となった。
去年と比べると購入数はグッと減った。審美眼が養われてきたのか、行灯レビューの回避とか箱裏で自分の好みにあってるか判るようになってきたのはいいことですね。
アドカレ向きテキスト
皆さんボードゲームをしましょう! というようなことを書きたいので書きましょう。
個人的には60~90分・それ以上くらいの中量級~重量級をプレイする事が多い・好みではあれど、初めてやるような人にそんなもん出したら当然良くないですね。
他人におすすめするのであれば
- ある程度規定された時間・期間で終わる
- 購入難度が低い
- ルールが易しめ
くらいが必須と考えます。
1はウノとかルドーとか延々終わらないようなもの。今日のボドゲだと得点行為をしていれば終わらないのはまずない(遅延行為ができるのはある)ので変なタイトルを買わない限り終わらないゲームに当たることはまずない(自分の所持タイトル見た感じだと殆どラウンド制で、偶にスコア制がある感じ)。
2は有名とか名作とかであっても現状で買えない・高い場合プレイにたどり着けないので。
3は常に詳しい人がそばにいるとかならともかくそうでない場合の方が多いだろうし、といった感じ。
これを踏まえるなら「チケットトゥライド」「アズール:サマーパビリオン」がよいですかね。
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「チケットトゥライド」は様々な地域のマップを用いて、最初に配られる目的地を元に線路をドシドシ引いて、追加の目的地も受注したりしつつ、目的地を上手いこと沢山接続できた人が勝ちというもの。
目的地カードは各々しか知り得ないので、邪魔するのか穏便に行くのかという読みも起きるし、カードの引き具合も適度な運要素で良い良い。何より終了時に汽車が並んでいるのは中々圧巻。
「アズール:サマー」はプレイヤー順にタイルを取っていき、自ボードに配置。その配置が連続していたらボーナス得点が加算されたり追加タイル貰えたり…。各色のセクションが全部埋まればボーナス点!といった具合。
こちらも相手が何色を狙っているのかがわかるので、上手いことカットしにいくのか別ルートにするのかという読みを働かせる必要がある。
どちらもシリーズものなので幾つか出ているけれど、前者は手札貯め込み戦法が強いという欠点があるのでそれを補った大マップ「チケットトゥライド:ドイツ」、ミニマップ「~:サンフランシスコ」がベスト。
後者は初代が殺意バリバリなので、比較的穏便なサマーパビリオンがよい。
どちらも60分程度で終わる(チケライミニマップは除く)けれど、しっかりとしたプレイ感を得られると思います。
ここからステップアップしていくなら、絵柄のかわいいカードメインの「エバーデール」や、手札を構築していきながら資材を集めたり開拓していく「コンコルディア」が良い感じになるかと。
簡単な所やキャッチ―なものを手掛かり足掛かりにしつつ、アグリコラのような複雑なもの・重いものにも挑戦してみるといろんな世界が開けるのでは、と。